若年性認知症の現状

若年性認知症の現状

変わり始めた制度

介護のイメージ若年性認知症はまだまだ社会的に浸透していないので、患者さんを取り巻く環境は厳しいものといえます。

 

介護施設のページでも触れましたが、現実問題として、この病気の患者さんは介護施設になかなか入ることができないという点があります。

 

介護施設が変わる

平成21年度から「介護施設は、積極的に若年性認知症の受け入れをするようにしなければならない」という法案ができました。

 

今までは、なかなか入れなかった介護施設でも、若年性認知症患者の受け入れ態勢を整えていかなければならなくなるのです。

 

ようやく一歩が踏み出された感がありますね。患者さんの家族にとっては、やっとここまで辿りついたという気持ちでしょう。

 

若年性認知症専用のコールセンター開設

平成21年10月1日には、若年性認知症コールセンターも全国に1か所ではありますが開設されました。(認知症介護研究・研修大府センター 社会福祉法人仁至会)これだけでも、一人で悩まなくてもよくなりますよね。気分的にもサポート体制が整ってきたという前向きな気持ちになれると思います。

 

地域にも動きが

若年性認知症を取り巻く環境は、地域でも変化を見せます。認知症連携担当者なるものが配置されるようになります。若年性認知症と診断された一人一人の状態を、本人と家族を含めて介護保険の診査のように対策を考えてくれるようになります。また家族の相談に乗ったり、支援をしてくれたりもするそうです。

 

このように若年性認知症患者を取り巻く環境は、着実に改善され始めてきています。一歩ずつですが、介護者側から見たら全然違うはずです。受け入れてくれる介護施設が増えるのですからね。

 

一人の時間ができて、相談相手もできるのですから、若年性認知症に関しての視野も広がっていくのではないでしょうか。