若年性認知症の介護施設

若年性認知症の介護施設

若年性認知症に自宅介護が多い理由

明るい雰囲気の老人施設のイメージ若年性認知症専用の介護施設というものは、私の知る限りではまだありません。

 

40代以上の介護保険適用の方々でさえ、入居する施設を待っているような状況が続いているという問題があります。

 

お年寄りでも中々入れないので順番待ちをしているのに、40歳以下の方は特に難しいという現実が待っていると言えるでしょう。もし入れる介護施設があったとしても、恐らくそこは高齢者の介護施設の中に入るという形になってしまうのです。

 

同じ施設内で、高齢者の方々と同じようなことをするということになってしまいます。個人差はありますが、「こんな高齢者の中に入れて!」などと感じてしまい、すぐに辞めてしまう方も多いようです。

 

そういった背景から、若年性認知症の患者さんは、ほとんどが自宅療養か自宅介護になってしまうという現実があります。

 

介護施設が若年性認知症の患者さんを受け入れない理由

若年性認知症の患者さんの中でも、お年寄りの輪に入るということを気にもしないで楽しむ方もいらっしゃいます。

 

なぜでしょうか?それは本人の協調性などの性格によるのでしょうか?

 

残念ながら、それは高齢者の中に一人で入っているという状況が飲み込めない状態になっているからです。言い換えると、自我が無くなってきているような状態にあるからなんです。

 

介護施設では、若年性認知症患者を積極的に受け入れを行わない理由があるんです。

 

一番に挙げられているのは、もし何か不満があって暴れてしまった時に、患者自身が若いので力が強いという点です。介護者側が、万が一の時に抑えきれないという恐怖感を感じているということが分かりました。

 

やはり、高齢者とは違う40歳以下でも入れる施設を設けてもらうのが一番なのですが、まだこの病気が社会に浸透していない状態では、難しい状況であると言えるでしょう。