若年性認知症介護の現状

若年性認知症介護の現状

階段を登る高齢者のイメージ

若年性認知症は、いまだ世間に受け止められていない現実があります。

 

独り言を言う人と、すれ違った・・・「変な人がいるなぁ」だけで済まされてしまうのです。もしかしたら、徘徊で帰れない状況の若年性認知症の方かもしれません。

 

どんな病気なのかよく分からないという人が圧倒的に多いんです。実際に身の回りに若年性認知症の方がいない場合がほとんどですからね。

 

どのような状況の方が認知症なのか。また、どう接したらいいのかも。

 

妻が若年性認知症になったら・・・

夫婦で2人暮らし。妻が50代で若年性認知症を発症しました。

 

妻が家事の全般をしていたとしましょう。恐らく、実際にそういうご家庭は多いと思います。妻はもう満足に家事はできませんし、一人にもしておけません。

 

夫が家事をしなければなりません。
ずっと様子を見ていなければなりません。
仕事も残念ながら辞めざるをえないでしょう。

 

そして夜間の徘徊が始まったら、寝てる暇もないのです。
入浴、食事、着替え、トイレ、すべて夫の手を借りなければならなくなるのです。

 

如何ですか?これは決して人事ではありません。
このような、家族構成の方に発症するケースを多々見てきました。

 

最も発症しやすいのは・・・

若年性認知症であると、現在2万人くらいの方が診断されています。しかし実際には、10万人以上はいるのではないかとも言われています。

 

18歳〜64歳の方が発症するのが若年性認知症と言われてはいます。その内訳を見てみると、一番発症率の多いのは、50代の男性というデータがあります。

 

社会的にも重要な立場に立って、会社を動かしている働き盛りの男性が、突如として認知症になってしまうのです。そして症状が進行してしまい、仕事を辞めてしまう方が80%を超えています。

 

今では若年性認知症を多くの人に理解して欲しいということで、若年性認知症専門のホームページなどがあり、全国からの悩みや相談などを受け付けたりしているのを目にします。近場であれば、介護しているもの同士で会って、話をするというオフ会もあるようです。

 

同じ若年性認知症患者を持つ家族同士なら、励ましあい、助言を貰ったりできるかもしれません。このような場を有効に使っていくのも、介護者が疲れてしまわない為にも必要なことです。